韓国旅行の現金はいくら必要?カード・Tmoney・ATMの使い分け
韓国では普段の支払いの多くをカードで済ませられます。到着時は大人1人5万ウォンを目安に、物理Tmoneyと現金のみの店、カード不調時に備えるのが実用的です。

韓国では普段の支払いの多くをカードで済ませられます。到着時に用意する現金は、大人1人あたり5万ウォンがひとつの目安です。物理カードのTmoney購入と最初のチャージに一部を使い、残りは市場の現金のみの店や海外カードが通らなかったときに残しておきます。
これは旅行全体の予算ではなく、到着直後の予備費です。足りなくなった時点で少額を追加出金すれば、数日分の現金を最初から持ち歩かずに済みます。
最初に引き出す金額の目安
都市部を中心に一人旅をするなら、まず5万ウォンで十分です。大人2人なら合計10万ウォンから始めると、それぞれの交通カードも用意しやすくなります。家族旅行や伝統市場で何度も食事をする予定なら後日5万ウォンを足す可能性がありますが、初日に全額を用意する必要はありません。
5万ウォンは次のように分けると使いやすいでしょう。
- 物理カードのTmoney購入に3,000〜5,000ウォン
- 最初の交通残高として2万〜3万ウォン
- カードが使えない小額決済に備え、残りを1万ウォン札で保管
食事・観光・買い物の予算はこの予備費とは別に考えます。目安は韓国旅行の1日予算ガイドで確認できます。
現金が必要になりやすいのは物理カードのTmoney
海外旅行者が現金を用意しておく最大の理由は、一般的なプリペイド式の物理Tmoneyです。韓国観光公社の2026年交通ガイドによると、物理Tmoneyの購入とチャージに海外発行カードは使えません。コンビニや地下鉄駅で通常3,000〜5,000ウォンで販売されていますが、韓国発行カードがなければカード代とチャージ額の両方を現金で支払います。
一方、ソウルには用途を限定したキャッシュレスの選択肢もできました。ソウル市の案内では、2026年3月17日から1〜8号線の273駅にある新型券売機440台で海外発行のVisa・Mastercardと対応モバイル決済を利用できます。対象は1回用交通カードと、1・2・3・5・7日券の短期気候同行カード(Climate Card)の購入・チャージで、平均約3.7%のサービス手数料がかかります。
この変更は、一般的な物理Tmoneyを海外カードでチャージできるようにしたものではありません。列に並ぶ前に目的を決めておくと迷いません。通常のTmoneyはより広い移動で使うチャージ式交通カード、新型券売機の海外カード対応はソウルの短期気候同行カードと1回券が対象です。
2025年11月のNaver旅行記にも、この違いが表れています。旅行者は飲食店ではMonzoカードをApple Pay経由で使えましたが、CUでTmoneyをチャージする際は現金を求められました。近くの「Global」表示があるウリ銀行ATMで3万ウォンを引き出し、4,000ウォンのカードを買って2万ウォンをチャージしています。これは個人の体験談であり、すべての店舗やATMで同じ結果になる保証ではありません。
市場では注文前にカードを見せて確認
韓国の市場全体を「現金のみ」と考えるのは正確ではありません。同じ建物の中でも、支払い方法は店ごとに違います。
2025年4月の広蔵市場訪問記では、外国人客が尋ねるとドーナツ店はカードに対応しましたが、手打ち麺の店は現金払いでした。料理を作り始める前にカードを見せて確認しましょう。使えない店には、1万ウォン札を数枚持っていれば対応できます。
写真は同じ市場の外観と飲食通りです。市場は一つでも、決済は各店が個別に扱います。
2026年5月のRedditの市場決済スレッドでも、似た体験が共有されています。投稿者は順天・釜山・ソウルで海外カードを使い、Tmoneyのチャージを除けば、現金が必要だったのは広蔵市場のホットク店1軒だけでした。こちらも一人の旅行記なので、目の前の店で確認してください。
対応ATMを選び、手数料表示を最後まで読む

写真の葛山駅ATMを海外カード対応ATMとして紹介しているわけではありません。地下鉄駅にあるというだけでは判断できないため、カードを入れる前に「Global ATM」「Global Service」などの表示と、自分のカードに対応する国際ブランドのロゴを探します。1台で拒否されたら同じ操作を繰り返さず、別の銀行のATMを試す方が確実です。
承認前にATM運営会社の手数料が表示され、さらにカード発行会社からキャッシング手数料や海外取引手数料が加わる場合があります。出発前にカードの条件を確認してください。ある程度まとめて引き出すとATM手数料の回数は減らせますが、紛失が不安になるほど持つ必要はありません。
画面に自国通貨での換算額が出たら、すぐに承認しないでください。Visaのダイナミック・カレンシー・コンバージョン(DCC)解説では、KRWの金額、自国通貨の金額、適用レート、上乗せ手数料を表示し、利用者が換算を承認または拒否できる必要があるとしています。KRWを選ぶと換算はカードブランドと発行会社側に委ねられます。見慣れた自国通貨という理由だけで選ばず、カードの条件と比較しましょう。Mastercardも、カードと同じブランドロゴのあるATMを使い、暗証番号を守ることを案内しています。
決済に失敗したら一つだけ条件を変える
タッチ決済が拒否されても、その店が海外カードを一律に断っているとは限りません。ICチップを挿入して暗証番号を入力し、それでも通らなければ発行会社または国際ブランドが異なる予備カードを試します。ATMの場合は、海外カード対応の表示がある別銀行の機械へ移動します。
予備カードはメインカードと別に保管しましょう。手元にある唯一のカードを何台ものATMに入れ続けず、次の移動と食事に必要な現金は残します。IC決済と対応ATMの両方で拒否されたら、発行会社に連絡してください。
普段はカードを使い、物理Tmoneyと時折ある現金のみの窓口に小さな予備費を回すのが現実的です。まず大人1人5万ウォンで始め、実際の使い方に合わせて追加出金しましょう。
情報確認日:2026年8月11日。
出典・画像クレジット
- 韓国観光公社:2026年交通ガイド — 交通商品の海外カード対応状況と物理プリペイドTmoneyの現金ルールを2026年8月11日に確認
- ソウル特別市 — 2026年3月の海外カード対応開始、対象商品、駅・券売機数、平均手数料を確認。代表イラストは公共ヌリ第1類
- 代表画像ファイル — ソウルの交通・決済イラストの公開用コピー
- Naverの到着時体験談 — Global ATM利用後にTmoneyを購入・チャージした個人例
- Naverの広蔵市場訪問記 — 店ごとにカード・現金対応が異なった個人例
- Redditの市場決済スレッド — 一個人の体験として参照し、一般ルールの根拠には不使用
- Visa — DCCの表示事項と選択権
- Mastercard — ATMのブランドロゴ確認と暗証番号保護
- Bgag:広蔵市場外観 — 外観画像、CC0 1.0
- Bgag:広蔵市場の飲食通り — 屋内画像、CC0 1.0
- Narubaru7:葛山駅ATM — 葛山駅のATM・ロッカー画像、CC BY 4.0
最終更新





